Wi-Fi 6が気になる

 802.11n, 802.11ac...

 そういうWi-Fiバージョンの名前に別れが告げられ、Wi-Fi 5 (802.11ac)、Wi-Fi 6 (802.11ax)という新しいバージョン名になるとのことで、私としては喜ばしいニュースだ。これまでよく法則性の分からないバージョン名で、混乱するほどではないにせよ、もっとよい名前があるのではないかとは思っていた。

 さて、Wi-Fi 6では非常に高速な通信が可能になるとのことで、期待しているのだが、そのリリースは来年だ。つまり、今年までのWi-Fiは来年には時代遅れの技術になっているということだ。それだけでなく、来年には5Gが始まるかも知れない。iPhoneに5Gが対応するかも知れないのだ。

 ということは、今年のiPhoneはそれがどれだけすぐれているものであれ、買い控えをした方がよいということになる。またあらゆる情報デバイスがそうだ。Macにせよ、iPadにせよ、最小限のコストで最大限のパフォーマンスを望むのであれば、来年の通信革命を待った方が良い。

 しかし、なかなか買い換えのタイミングは革新のタイミングとは必ずしも合致しない。必要上に逼られて、ああ買おうかなと思って、買ってしまうこともある。まあいまの通信速度でも充分な領域には達しているのだから、そこまで焦ることもないのかも知れない。

抜歯してから4日。

腫れはもうだいぶ引いた。顎が思うように動かせないが、歯磨きも支障ない。歯のあった場所ではなく、口の中の口内炎ができるような場所が腫れている。

もう書くネタもほとんどない。文字数も100字程度で、こんなのをブログで書く必要もないのだが、まあ病状の経過ということで、ここに書くことにしよう。

授業の面白さは評価できない

 いつも楽しい。楽しいし、好きだ、それが前提の上で読んで欲しい。これはある友人との会話で感じた話だ。昨日の2限の先生の話は大して感動もなかったし、なかったのだけれど、会いたくなかったというようなことはなくて、むしろ会えて良かったと思っている。ああいう人と会える機会はなかなかないし、それで話して自己の身を顧みるということもなかったけれど、何というか、私たちの学の領域の一つとして、生きている1人の話として、それは私にとって良い経験であった。

 そもそも、人に期待をしていない。最近は、真理が何かということにも深い興味が起きない。これがニヒリズムであるかと言えばそうなのかも知れないが、しかし絶望もしていない。むしろ日々の欲求と、それに必ずしも従えない背反する自己というものを観察しながら、なんとなく最善と思われる選択肢を選んでいる気持ちになっている。

 Alternative possibility. こういうことばを論文で使ったことがある。そのときは他行為可能性として翻訳した気がする。一般に選択可能性として翻訳される。それはあるのだと措定できるが、しかしそれを意識して行使することはめったにないし、何らかの事実は常に隠されているし、一定の情報は処理しきれず、私たちの肉体は意欲に背く。それでも、もし私たちが何をやらかしたらそこに責任を求めようとする。それは当事者もそうでないものもそうである。

 議論が直線でつながっていかない。錯綜している。

 最初の議論に戻ろう。私たちは2限の授業がつまらなかったことで後悔するかも知れない。しかし、私たちは2限の授業がおもしろくないということを知らなかったのだし、2限に講義をしてくれた人は、私たちが何を求めているか分からなかったのだ。それは日々、教壇に立って、教えている人ではないからだ。私たちはそれから学ぶことはいくらでもある。

 彼がどういう環境において、どういう活動をしているのか、それは極めて重要な知識として私に吸収されたように思えるのだ。日々、そういうものだ。漢文の法則だとか、このことばが他にどこに出てくるかだとか、そういうことばかり気にするのが私たちの学問だと思ってはいけない。1人の解釈者がどのようにして生きているかということも、大変な興味の一つであるのだ。そこから会話、関心を広げていく、共通のことばを持つ、それが授業という契機であると、このように考えてみたい。

抜歯後2日

 一昨日に左下の親知らずを抜いて、今日。食事はほぼ問題なく取れるようになった。腫れも思っていたほどではなく、痛みはほとんどない(痛み止めを飲んだからかも知れないが)。与えられた抗生物質も残すはあと2回分だ。来週の抜糸が楽しみに感じる。

 今日は、夕食を食べた後にまた研究室の友人と食事に行ってしまった。そういうことをよくしてしまう。それで気になるのが抗生物質のことで、毎食後と定められているのだが、日に4度も食事をするようなときは、どうすれば良いのだろうか。私は今回、日に3回の方を重視して最後の夜食は回避したが、この判断で良かったのだろうか。

 研究室の友人たちと話すのはとても楽しい。これが一日のメインとなっていると感じるほどだ。抜歯後の静養も、友人と話すことによって、それが苦痛ではなくなっている気がする。

キャリアでしかできないこと

 ほとんどMVNOに変えようと心を決めているのだけれど、まだキャリアに未練も残っている。さまざまな方向から努力が試みられているとはいえ、やはり速度としてはキャリアの方が圧倒的だ。それに家族にMVNOに変えるように言う勇気もないので、家族割を考えたら同じキャリアの方が良いのじゃないかなという気持ちもある。

 すでにキャリアが提供していて使わなくなったサービスもある。たとえば、キャリアメールは1年半前にauからdocomoに変えたときに使わなくなった。ほとんど使ったこともないけれど、キャリア決済とは縁が遠い。DAZNくらいか。

 MVNOが提供せず、キャリア時代に時折利用していたサービスとしてはiPhoneのVisual Voicemail(留守電)がある。それくらいか。あとは通話料金だ。恋人がいたときは長電話をしたりしていたから、かけ放題サービスは必要だった。いまはいないから、それは必要ない。電話を頻繁にかける方ではあるのだけれど、予約の電話がほとんどだから、そこまで長くない。だから月に20分も使わないので、普通に通話料金を支払った方が安い。

 気になるのは速度のことと、iPhoneのVisual Voicemail、そして実はApple Watchのことだ。いまのところは、買う予定もなければセルラーにする希望もない。とはいえ、Apple Watchセルラー契約をするのであればキャリアのみだ。また海外のローミングサービスも基本的にキャリアの方が安心だ。海外SIMの契約は何かと面倒な印象がある。

 まあしかし、MVNOの圧倒的な安さに惹かれるので、MVNOにするだろうが、お金がたくさんあれば、キャリアにする気がする。

歯を抜いた。

 3本目だ。親知らずばかり、上の歯と下の歯と、今回は左下の親知らずを抜いた。上の歯は4年ほど前に2本とも抜いたが、今度の歯はそのときの先生が匙を投げた歯だった。紹介状も実は書いていただいていたのだが、病院で長時間待つのが嫌で、足が遠のいていた。

 今回、かかりつけの歯医者が変わり、口腔外科を担当したことのある先生に診てもらうことになって、せっかくだからこの複雑な親知らずの抜歯もお願いすることにした。下の親知らずは埋没して、水平に生え、前の歯を圧迫して歯並びを変えている。とても難しい抜糸だというのは、素人目にレントゲンを見ても分かるし、先生の反応や、その周囲の反応を見ても分かった。

 いま、抜糸からおよそ13時間ほど経っている。ようやく出血も治まりつつ、痛みも引いて、腫れが出てきた。昨日は夕飯を抜糸前に取ったが、今朝はinゼリーで鉄分を補給して抗生物質を飲んだ。術後経過が順調なることを祈る。しかし抜糸の腕前は確かだったが、ガーゼの処置について、どうするのが最適解かよく分からなかった。というのは、貰った紙には10分ほどとあって、先生の謂にはガーゼを3枚貰って、ぐちょぐちょになったら変えてくださいとのことだった。

 結局、昨夜1時間半か2時間ほどガーゼを当てて、少し治まった気がしたので抜いた。起きていると唾液が口の中を占拠して、それも迷惑な話だが、まあ仕方ない。

 明日も経過について書きたい。

JCBとVISAどっちがいいのか

 VISAは世界中で使える。iDもどこでも使える。自販機はQUICPayが対応していなかったりする。キャッシングもPlusが使えないという話はついぞ聞いたことがない。JCBのCirrusもMastercardと同じだからそこまで不便ではないだろうけれど、JCB自体が東アジアとアメリカ以外で使えるイメージがない。

 一方、JCBはアプリが使いやすい。視覚的に優れている。ポイントの交換も楽だ。ごくごく稀にJCBしか使えない店がある。本当のプロパーカードがあって、これの特典がディズニーやUSJで本領を発揮する。日本の企業が中心だから愛国心がくすぐられる。ただそれだけだとJCBを使う理由にはならない。カードに求めているのは、どこでも使えることと、ポイントが有効に交換できることだが、私はディズニーやUSJがそこまで好きではないし、ポイントは基本的にANAマイルに移行することにしている。そしてできればポイントはもれなく使いたいので、カードも1枚にしたい。

 私の場合はJCB地方銀行(京都カードネオ)で、携帯代、もしくは年間12万円でATM利用手数料が無料になる。これが非常に便利で、現在携帯代はJCBで支払っている。ATMの時間を気にしないといけないのはとてもアホらしい。ただ、来年から携帯代をキャリアではなくMVNOにしようと思っているので、年間12万円を意識して使わないといけない。電気ガスが年間5万、携帯代が年間1万5千円、交通費が年間2万円ほどとして、加えてHuluとDAZNを年間3万5千ほどとしよう。これでギリギリ年間12万円だが、ここまで払って京都銀行のサービスを受けることにこだわるべきなのだろうか。それよりも、VISAのポイントとヒストリーを貯めていく方がよい気がする。

 そういえば、アメックスはヒストリーを国外に輸出できるということで、そこだけがアメックスで魅力的な点だ。よくラウンジのことが言われるが、プレミアムクラスやビジネスクラスのラウンジの方が良いに決まっているし、何度かラウンジを利用したことがあるが、普通の待合室も嫌いではない。簡単に輸出、発行できるというメリットも、使えなければそこまで有用ではない。

 さて、どこでも使えるというメリットとポイント、ヒストリーの一本化のために、現状通りANA VISAカードを使い続け、一本化しようと思う。

 そこで、ATM手数料の問題が新たに発生してくるのだが、メインバンクをみずほに変えようかしらん。ゆうちょだと窓口業務をお願いするときが面倒だ。銀行専業の方がクオリティが高いイメージがあるし、専業を応援したい。生体認証で手数料0円のところが減るのが著しいデメリットだが、生体認証以外の限度額を低めに設定すればある程度安心かな…

 まあ、年が明けてから決めることにしよう。