JCBとVISAどっちがいいのか

 VISAは世界中で使える。iDもどこでも使える。自販機はQUICPayが対応していなかったりする。キャッシングもPlusが使えないという話はついぞ聞いたことがない。JCBのCirrusもMastercardと同じだからそこまで不便ではないだろうけれど、JCB自体が東アジアとアメリカ以外で使えるイメージがない。

 一方、JCBはアプリが使いやすい。視覚的に優れている。ポイントの交換も楽だ。ごくごく稀にJCBしか使えない店がある。本当のプロパーカードがあって、これの特典がディズニーやUSJで本領を発揮する。日本の企業が中心だから愛国心がくすぐられる。ただそれだけだとJCBを使う理由にはならない。カードに求めているのは、どこでも使えることと、ポイントが有効に交換できることだが、私はディズニーやUSJがそこまで好きではないし、ポイントは基本的にANAマイルに移行することにしている。そしてできればポイントはもれなく使いたいので、カードも1枚にしたい。

 私の場合はJCB地方銀行(京都カードネオ)で、携帯代、もしくは年間12万円でATM利用手数料が無料になる。これが非常に便利で、現在携帯代はJCBで支払っている。ATMの時間を気にしないといけないのはとてもアホらしい。ただ、来年から携帯代をキャリアではなくMVNOにしようと思っているので、年間12万円を意識して使わないといけない。電気ガスが年間5万、携帯代が年間1万5千円、交通費が年間2万円ほどとして、加えてHuluとDAZNを年間3万5千ほどとしよう。これでギリギリ年間12万円だが、ここまで払って京都銀行のサービスを受けることにこだわるべきなのだろうか。それよりも、VISAのポイントとヒストリーを貯めていく方がよい気がする。

 そういえば、アメックスはヒストリーを国外に輸出できるということで、そこだけがアメックスで魅力的な点だ。よくラウンジのことが言われるが、プレミアムクラスやビジネスクラスのラウンジの方が良いに決まっているし、何度かラウンジを利用したことがあるが、普通の待合室も嫌いではない。簡単に輸出、発行できるというメリットも、使えなければそこまで有用ではない。

 さて、どこでも使えるというメリットとポイント、ヒストリーの一本化のために、現状通りANA VISAカードを使い続け、一本化しようと思う。

 そこで、ATM手数料の問題が新たに発生してくるのだが、メインバンクをみずほに変えようかしらん。ゆうちょだと窓口業務をお願いするときが面倒だ。銀行専業の方がクオリティが高いイメージがあるし、専業を応援したい。生体認証で手数料0円のところが減るのが著しいデメリットだが、生体認証以外の限度額を低めに設定すればある程度安心かな…

 まあ、年が明けてから決めることにしよう。