歯を抜いた。

 3本目だ。親知らずばかり、上の歯と下の歯と、今回は左下の親知らずを抜いた。上の歯は4年ほど前に2本とも抜いたが、今度の歯はそのときの先生が匙を投げた歯だった。紹介状も実は書いていただいていたのだが、病院で長時間待つのが嫌で、足が遠のいていた。

 今回、かかりつけの歯医者が変わり、口腔外科を担当したことのある先生に診てもらうことになって、せっかくだからこの複雑な親知らずの抜歯もお願いすることにした。下の親知らずは埋没して、水平に生え、前の歯を圧迫して歯並びを変えている。とても難しい抜糸だというのは、素人目にレントゲンを見ても分かるし、先生の反応や、その周囲の反応を見ても分かった。

 いま、抜糸からおよそ13時間ほど経っている。ようやく出血も治まりつつ、痛みも引いて、腫れが出てきた。昨日は夕飯を抜糸前に取ったが、今朝はinゼリーで鉄分を補給して抗生物質を飲んだ。術後経過が順調なることを祈る。しかし抜糸の腕前は確かだったが、ガーゼの処置について、どうするのが最適解かよく分からなかった。というのは、貰った紙には10分ほどとあって、先生の謂にはガーゼを3枚貰って、ぐちょぐちょになったら変えてくださいとのことだった。

 結局、昨夜1時間半か2時間ほどガーゼを当てて、少し治まった気がしたので抜いた。起きていると唾液が口の中を占拠して、それも迷惑な話だが、まあ仕方ない。

 明日も経過について書きたい。